2019 ヴィッセル神戸 vs 川崎フロンターレ
どうも、風呂桶うさぎです。
気付けばもう火曜日。9節感想に、対戦カードまとめ…。
はよせな…。
ということで、まずはスタジアム観戦したヴィッセル神戸と川崎フロンターレのレビューです。
(結局、ビジター席からでは分からないことが多かったので、DAZNで見直しました。)
①メンバー
[ヴィッセル神戸]
スタメン
GK18 キム・スンギュ
DF22 西大伍
DF33 ダンクレー
DF25 大崎玲央
DF24 三原雅俊
MF5 山口蛍
MF6 セルジ・サンペール
MF8 アンドレス・イニエスタ
FW13 小川慶治朗
FW7 ダビド・ビジャ
FW16 古橋享梧
ベンチスタート
GK1 前川黛也
DF15 宮大樹
DF32 橋本和
MF35 安井拓也
MF14 三田啓貴
MF27 郷家友太
FW21 田中順也
ポドルスキ選手は事前情報の通り怪我により欠場。イニエスタ選手、ビジャ選手がスタメン復帰となりました。
[川崎フロンターレ]
スタメン
GK1 チョン・ソンリョン
DF17 馬渡和彰
DF29 舞行龍ジェームズ
DF5 谷口彰悟
DF2 登里享平
MF25 田中碧
MF10 大島僚太
MF19 齋藤学
MF16 長谷川竜也
FW20 知念慶
FW11 小林悠
ベンチスタート
GK21 新井章太
DF4 ジェジエウ
MF22 下田北斗
MF27 鈴木雄斗
MF34 山村和也
FW30 宮代大聖
FW9 レアンドロ・ダミアン
こちらは谷口選手がリーグ戦復帰となりましたが、奈良選手が負傷。その他にも怪我人が多く、まだまだ離脱者が多いです。家長選手も不在ですか…。
逆に齋藤学選手がスタメンです。突破力と得点に期待!
また、前節から引き続き4-4-2のトップ下を置かないフォーメーションになっています。
②レビュー
神戸はポドルスキ選手の代わりに、小川選手が入っていますが、小川選手、古橋選手の両サイドが攻守への貢献度が高いので、ポドルスキ選手出場時以上にイニエスタ選手が楽かもしれませんね。
フロンターレも同様で、ポジションがあってないような家長選手が不在ということで、齋藤選手と馬渡選手が右を家長選手よりは固めていたので、普段よりもバランスは良く感じます。
(とは言っても結構左にいましたが…)
前半11分、山口蛍選手のシュートの場面。シュートもですがそこまでの組み立ても綺麗で神戸が優勢のゲームになる予感がしましたが、その直後に齋藤選手のシュートでその予感を払拭。
前半17分には馬渡選手の直接FKでフロンターレが先制!
憲剛選手、家長選手とプレースキックの名手が不在ということで、壁の作り方等、神戸が完全に油断していたように思います。
それにしても美しいFKでした。
今後はFKで憲剛選手の横に馬渡選手が立った時のプレッシャーが凄いことになりそう…。
試合全体を通して田中碧選手の守備が光ります。ビジャ選手もイニエスタ選手も止めれていましたね。ファウルで止めるシーンもなかったので、非常に良い守備でした。
25分には先制と同じような位置でFK。
馬渡選手2連続の直接FKとはならずです。
(もしそうなったらヤバイな!とワクワクしながら見てましたが…)
36分、イニエスタ選手のパスミスから田中碧選手から齋藤学選手、齋藤学選手から知念選手と繋いでシュート。こぼれ球を小林選手が押し込んで追加点!
小林悠選手は今シーズンリーグ戦初ゴールとなりました。
このシーンが1番分かりやすかったですが、神戸はコンパクトさが全然ありませんね。
最終ラインは下がり気味ですし、両サイドハーフとビジャ選手は常に最前線にいる感じです。
他のチーム相手ならともかく、フロンターレはそれに伴って発生する隙を見逃すようなチームではないですからね。
イニエスタ選手が上手くバランスを取ろうとしてポジションの上げ下げをしていますが、イニエスタ選手にその役目を任せるのは勿体ないかと思います。
後半もサンペール選手中心に神戸は嫌な奪われ方をしていますが、逆にダンクレー選手や西選手の守備が効いています。
ビジャ選手やサンペール選手、山口蛍選手の獲得が話題になりましたが、ダンクレー選手、西選手の補強が1番効果的に感じますね。
フロンターレもチャンスは作り続けますが、なかなか決定的なシュートは打てていない印象。68分の田中碧選手くらいかな?
58分、知念選手が大崎選手に水を渡すシーンがチラッと映りましたが、何か良いシーンですね。
60分を過ぎた辺りから神戸ペースに変わった印象。
山口選手が少しポジションを上げたからでしょうか。
64分、西選手のスローインはやり直させたらダメでしょ…。試合通して両チームに対して不安なジャッジが多い気がします…。
66分、やり直しになったものの、イニエスタ選手の意表を突くリスタート。あまり日本人選手ではできないタイミングですよね。
81分、イニエスタ選手のクロスのこぼれ球を郷家選手が繋いで古橋選手がゴール!
直前にもチャンスを演出していたので、この得点から完全に神戸ペースになります。
このゴール直後に知念選手と山村選手が交代。
ゴールが決まる前から交代の準備をしていたので、CB(3バック?)、ボランチ、トップ下、トップ(2トップ?)のどこに入るのか全然分かりませんでしたが、恐らくトップ下に入りました。
ポリバレントな選手はこういう時に見る側は迷って困りますね。
後半ATはフロンターレは守備に人を増やして集中しますが、終了間際に嫌な位置でFKを与えてしまいます。
ビジャ選手が良いコースに打ち込みましたが、チョン・ソンリョン選手がナイスセーブ。
その後はフロンターレが上手く時間を使って試合終了。逃げ切り成功です。
③まとめ
フロンターレはメンバーを代えてもスタイルは変わっても、質は落ちないですね。流石の選手層です。
試合後の帰り道で、ベストメンバーじゃない川崎に負けるとか…という神戸サポーターの声が聞こえてきましたが、フロンターレのベストメンバーはもはや11人ではないと思いますね。
神戸はスタートから後半のメンバーであれば分からなかったように思います。
全然関係ないですが、試合終了後の挨拶回りの際、西大伍選手だけビジター席にも拍手を送ってくれました。
プレーだけでなく、こんな場面でも好感度が上がってしまいました。
というわけで、今シーズン初のスタジアム観戦した試合(ヴィッセル神戸 vs 川崎フロンターレ)のレビューでした。